
このところバーガー店やコーヒーショップ、コンビニなどが、こぞってヴィーガン製品をリリースしていますね。卵や乳製品を使わないケーキやマヨネーズ、見た目や食感が肉にそっくりな大豆ミートやフェイクミートなどの代替食、加工品は多様性を増しており、身近なお店で入手しやすくなってきました。
海外に比べれば、日本はまだまだヴィーガンへの理解は十分ではありませんが、ヴィーガンの健康効果に期待が高まっているのを感じます。ヴィーガンライフを始めるいいタイミングかもしれませんね!
そこで今回は、スーパーマーケットでも手に入る、ヴィーガン向けの食材リストや、日本人のための菜食ガイドなど、ヴィーガンにとって特に重要な栄養素とあわせてご紹介していきます。
目次
2-1. なぜヴィーガンになるのか?実践する理由
2-2. ヴィーガンの人がより生活しやすくなるために求めていること
5.ヴィーガンの人はどこで食材を購入する?スーパーでも手に入る栄養素別食材リスト
5-1. タンパク質を多く含む植物性食品
5-2. うま味の高い植物性食品
6-1. ビタミンD、B12、A
6-2. ミネラル、カルシウム
6-3. 鉄分、ビタミンC
6-4. 亜鉛、オメガ3脂肪酸
ヴィーガンとは?

肉を食べない人をベジタリアンと呼びますが、魚や卵、乳製品などを含む動物由来のものを一切口にしない人を「ヴィーガン(ビーガン)」と呼び、日本語では「完全菜食主義者」などとも呼ばれます。
ヴィーガン人口が増える背景

個人の健康や社会問題を真剣に考えるライフスタイルがヴィーガン。
私たちが口にする食べ物の背景には、たくさんの人が関わっているだけでなく、地球環境や動物達にも大きな負荷がかかっています。全ての命がお互いに支え合っている、ということをもっと意識していくことは、未来を守ることに繋がります。
ヴィーガンになることを強要するわけではないけれど、ヴィーガンの食生活や考え方、行動をもっと身近な人たちに理解してもらいたい、世の中の現状や課題を知り、私たちにできることを伝えたい!とヴィーガンは願っています。同じ価値観を持つ人々が集まるコミュニティに参加したり、Instagramやツイッターなどで、情報発信や呼びかけをする人も増えています。
なぜヴィーガンになるのか?実践する理由
動物や地球にも優しいヴィーガンの食生活は、今後も世界中で必然的に増え続けるでしょう。あらためておさらいですが、ヴィーガンの目的はいくつかに分かれます。例えば、食品に熱を加えない、もしくは46度以下で調理する事で酵素を壊さずに食べると体に良いと考える「ローヴィーガン」、ヴィーガンよりもさらに厳格な菜食主義で、収穫しても植物そのものを食べずに果実や種子、木の実のみを食べる「フルータリアン」など、スタイルはさまざまです。
近年特に増えているのは、健康志向、体質改善のために動物性食品を避ける「ダイエタリーヴィーガン」、環境保護が目的の「エンバイロメンタルヴィーガン」、動物愛護の「エシカルヴィーガン」です。
健康を意識するようになったのがきっかけで「ベジタリアン」や「ゆるヴィーガン」を実践するようになった人は圧倒的に多く、またSNSで環境問題について発信している芸能人やインフルエンサーの影響を受けてヴィーガンになる人も増えています。
ヴィーガンの人がより生活しやすくなるために求めていること

今後、日本でヴィーガンが生活しやすくなるために、どのようなことが求められているのでしょうか。
・ヴィーガンの食生活や志向への理解
・メディアによるヴィーガンの認知拡大
・ヴィーガンに対応した商品やサービス
・ヴィーガン対応のレストランや食材店
・食に対する知識の広がりや教育
・家庭野菜の栽培方法
・わかりやすい食品表示
・外食チェーン店などで専用メニューなど
ベジタリアンやヴィーガンになると、体に良い野菜を自分で作り始める人も少なくないようです。
参照:立教大学 経営学部の学生が気になることを大調査!!全国の16歳以上の男女を対象に聞いた「日本のビーガン・ベジタリアン実態調査」株式会社ネオマーケティング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000003149.html
ヴィーガンのメリットとは?
